ぷらよん

スタジオでよく+4(プラヨン)という言葉をよく耳にしますが、いったいこれはどういう意味なのでしょう? 正確には+4dBmや+4dBuのことですが、その基準となる0dBmは600Ωの抵抗が1mWの電力を消費する電圧で0.001x600の平方根で0.774596Vとなります。(電力は電圧の2乗を抵抗値で割ったもの)一般的には0.775Vと言われています。それじゃ+4の電圧は? +4dBは1.5848倍なので0.775を掛けると約1.228Vとなります。+4の単位がdBmになるのは600Ωの時だけで、最近の機器では100Ω以下のローインピーダンス出力で、入力は10kΩ以上のハイインピーダンスの機器が多いため、単位としてdBuを使う方が一般的です。dBuはインピーダンスを無視してdBmでの電圧値だけを持ってきたものなので。

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