VUメータ

VUメーターの0VUは0dBuとは限りません。日本国内では+4dBuが圧倒的に多いようですが、実際には-20dbu、-10dBu、-2dBu、0dBu、+6dBuと様々なレベルが使用されています。また、応答速度は約300mSが一般的です。

VUメーターは出荷時に計測器によって較正されています。間違っても入力信号レベルにトリムで合わせるようなことをしてはいけません。トリムを回した瞬間にそのメーターの指示値は意味を持たなくなります。ただ、音に合わせて振っている飾り物になってしまいます。

VUメータはコイルと永久磁石で出来ており、コイルは入力信号によって少なからず発熱します。これにより、電源投入時から僅かに指示値が下がりますので校正する場合には1時間以上のウォーミングアップを行う必要があります。

VUメーターユニット(部品)は必ずバッファーアンプを通して接続しないとメーター内部のブリッジダイオードで発生した歪みがそのラインに戻ってくるので注意が必要です。

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